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障害者支援施設とは、必要とされる標準的な支援の度合いを表す「障害支援区分」が4以上で、生活介護を受けている18歳以上の方を受け入れる施設のことを指します。
ただし、50歳以上の方の場合は区分が3以上となっているようで、利用する方は、知的障害や身体障害、精神障害など、様々なハンデを抱えているのが特徴です。

障害者支援施設のサービスは、夜間から早朝に限定した「施設入所支援」と、昼間に行う「日中活動系サービス」の二つに分けられています。
施設入所支援では、入浴や排せつ、食事介助などの他、生活に関する助言や相談も行います。
一方、日中活動系サービスでは、障害の種類や度合いによってサービス内容は異なるのが一般的です。サービスの一つには生活介護が含まれますが、利用者の障害レベルに応じて入浴や排せつ、食事など、日常生活の支援を行う他、体操や散歩、創作的活動などのサポートも求められます。
さらに、利用者の状況に合わせて就労支援介護を行うこともあり、障害者のレベルに応じたフォローをし、社会との関わりを応援します。

提供するサービス内容は高齢者施設に通じるものもありますが、利用者の年齢層が幅広いことは大きな違いといえるでしょう。
また、先天性の障害だけでなく、病気や事故による障害など、障害を負ったタイミングも利用者ごとに異なります。
そのため、利用者のバックグランドにも配慮した細かな対応がスタッフには求められます。

実際の現場では、大きな痛みを抱えた人もいらっしゃるでしょう。そんな方に対して、適切な距離で思いやりのケアを実践することが求められます。最初は距離感を掴むのが難しいかもしれませんが、周囲の同僚の姿を見て、マネしていけば、自然と相手に寄り添った対応がわかってくるようになるでしょう。

苦労はあるかもしれませんが、その一方で幅広い知識やスキルを身につけられるのは障害者支援施設で働くメリットなので、少しでも興味のある方は、文末のリンク先なども一読し、就職の参考にしてください。⇒参考リンク:http://kaigoshisetsu-tokucho.com

# by ch0c0co | 2019-08-29 05:59